「シャチの世界」スライドショーのおしらせ

 シャチは人類とともに、地球上でももっとも広く分布している哺乳類です。そして、それぞれの地域、それぞれの海域の環境や餌生物にあわせて独自の暮らしをつくりあげてきました。世界のシャチ研究者たちは、それぞれの海でどんな暮らしをしているかを明らかにするとともに、世界のシャチがどんな道筋を通って分散し、独自の暮らしをつくりあげるにいたったかを遺伝学的な見地から明らかにしてきました。
 野生シャチ研究は、1970年代初頭にカナダ太平洋岸からはじまりましたが、水口は1970年代終わり頃から現地の研究者と交流をもちつつ、現在にいたるまで世界各地の海のシャチの生態を観察するとともに、世界の海から発信される新たな研究報告や論文に目を通してきました。
 いま自身の観察を整理しつつ、世界のシャチ研究の歴史を総括する大部な本の制作の最終段階にあります。その内容を、5回にわけてZoomによるスライドショーの形でお伝えすることになりました。
 ご興味のかたは、
CONTACT USからご連絡ください。

日時:1回目 「カナダ太平洋岸から」 11月4日(土)16:00〜17:30

   2回目  「北太平洋のシャチたち」 11月5日(日)14:00〜15:30/12月2日(土)16:00〜17:30

   3回目 「さまざまな生態型?南極海、大西洋から」 12月3日(日)14:00〜15:30/1月13日(土) 16:00〜17:30

   4回目 「南半球のシャチたち」 1月14日(日)14:00〜15:30/2月3日(土) 16:00〜17:30

   5回目 「世界のシャチがたどった道、そして日本へ」 2月4日(日)14:00〜15:30/2月17日(土) 16:00〜17:30

 できれば5回にわたってお聞きいただくことをお薦めします。そのために、各回2度の機会を設けました。各回2度にわけて開催することで、人数が分散でき、質問等もしていただきやすくなります。各回、ご自由にご質問等いただくお時間も設けています。お気軽にご参加ください。


「アシカ・アザラシの世界」スライドショーのおしらせ

 鰭脚類としてまとめられるアシカ、アザラシの仲間は、鯨類とは異なった道筋で海洋生活に適応する暮らしを獲得しました。北極海から南極海まで、地球上の海洋に広く生息する鰭脚類の生態を、数多くの写真でご紹介しながら、最新の研究成果とともに解説いたします。ご興味のかたは、CONTACT USからご連絡ください。

日時: 2月25日(日)14:00〜15:30 および 3月2日(土)16:00〜17:30

聴講料:1500円(税込)/各回 (お申し込みにあわせてお支払い方法をお伝えし、お支払いいただいた方がたには、Zoomミーティングご参加へのリンクをお知らせいたします。